全部自分でやらな。

アートもサイエンスも大好きな、とーさです。

 

突然ですが、みなさんが思うアーティストのイメージってどんなものですか。

自分の独自の世界観を持っていて、それを作品に投影する。わかる人だけにわかればいい。

 

頑固者で、何者にも媚びない。そんなプロダクトアウト的発想を持っている人々。。。

 

 

 

それ、古いですよ。と、私も最近になって知りました。笑

 

先日、とある世界的アーティストと偶然お会いした時の話。

 

「私の職業ってなんだと思う?」と問われた。

 

「んー?アーティストですか?芸術家?それとも、画家ですか。」

 

 鼻で笑われました。笑 「間違ってるとは言わないけれど、浅い。」

 

 「じゃあ、なんなんですか!?笑」

 

 

「強いて言うなら、プロデューサーかな。私は全てを設計しているの。」

 

 

???

 

 

???

 

なるほど。彼女は作品をアウトプットするだけではなく、どんなターゲットに、どんなメッセージをどのように伝えるのか。そして、どのチャネルやクライアントを通じてそれを全うするのか。

 

その全てを自身で設計しているとのことでした。

 

ひと昔前のアーティスト(彼女いわく3流)は、自身の世界観を押し付けそれを感じられる人だけを対象にしていたそうですが、多様な価値観や無数の情報がある現代では従来のやり方では競争に勝てない。

 

しかも、中抜きする関係者を排除できるインターネットの時代にいつまでも慣習に囚われているのはナンセンス、だそうです。

 

「私は、世界で戦ってるの。お遊びの話はできない。」

 

かっけえええええ。笑笑

 

でも、誰もがクリエイターに、アーティストになれるこの時代。

従来の壁を取り払い、何が必要なのかを思考して仕掛けていくことが大事ですよね。

 

アーティストも科学するし、サイエンティストもアートするよ。

 

 

頭で理解するだけでなく、自身も実践して形にしていかなければ、と思う日々。

 

皆さんもアーティストです。どしどし、発信していきましょうよ。

ゆるりと~。